バンガード社が販売している米国高配当株ETF【VYM】が良さそうなので少し調べてみました。
【VYM】は低コストETFとして有名なバンガード社のETFで、米国の高配当株式に分散投資ができる商品となっています。
早速見ていきましょう!
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の特徴
【VYM】は「配当水準が高い米国株」で構成されており、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークとしています。
構成銘柄数も420銘柄とかなり多く、このETF1つで様々な銘柄に分散投資をすることが可能となっています。
セクター別の構成比率
セクター | 構成比率 |
消費財 | 14.9% |
金融 | 13.9% |
テクノロジー | 13.8% |
ヘルスケア | 13.3% |
資本財 | 12.8% |
石油・ガス | 9.1% |
公益 | 8.0% |
消費者サービス | 5.9% |
通信サービス | 4.6% |
素材 | 3.7% |
2017年6月30日現在
テクノロジー、金融、消費財を中心に構成されています。
消費財は不況時に強いですが、好景気には伸びにくいですね。金融やテクノロジーに関しては好景気に強く、不況時に弱い傾向が見受けられます。
金融やテクノロジー系の構成比率が少し多いような気もしますが、幅広い構成をしているので不況時にも問題ないかと思います。
保有上位10銘柄
銘柄名 | ティッカー | 構成比 |
---|---|---|
マイクロソフト | MSFT | 5.5% |
ジョンソンエンドジョンソン | JNJ | 3.8% |
エクソン・モービル | XOM | 3.6% |
JP・モルガン・チェース | JPM | 3.4% |
ウェルズファーゴ | WFC | 2.7% |
AT&T | T | 2.5% |
ゼネラルエレクトリック | GE | 2.5% |
プロクター・アンド・ギャンブル | PG | 2.4% |
ファイザー | PFE | 2.1% |
シェブロン | CVX | 2.1% |
2017年6月30日現在
上位10銘柄構成割合が30.19%となっています。
高配当で増配を続けている銘柄が並んでいますね。大企業ですし今後の成長にも期待できそうですね。
信託報酬(コスト)
信託報酬は年率0.08%となっています。0.09%でしたが→0.08%に下がりました!
信託報酬は積立てにはかなり重要な要素になってきますが、さすがバンガード社ですね。最安値です。
配当利回りと分配金
分配金利回りは3.00%で直近の分配金は下記のとおりです。
日付 | 分配金(米ドル) |
2017年09月20日 | 0.602 |
2017年06月23日 | 0.596 |
2017年03月22日 | 0.560 |
2016年12月22日 | 0.667 |
2016年09月13日 | 0.483 |
2016年06月21日 | 0.578 |
2016年03月15日 | 0.478 |
2017年9月現在
配当は四半期ごとの3,6,9,12月に行われます。年に4回も配当がもらえるのは嬉しい気持ちになっちゃいますね。笑
まとめ
直近の配当金は前年同期比を大きく上回りましたね。株価もかなり堅調です。
消費やエネルギーといった景気に左右されにくいディフェンシブ株への比率が高いETFになっているので、成長性を期待積立てをするというよりは分配金狙いで投資をするのに向いている商品と言えそうですね。
かなり優れているETFなので何も考えず淡々と積立てていきたいと思います!