小説を数々読んできましたが、その中でもミステリー小説が大好きです。予想できない衝撃のどんでん返しまで一気読みしてしまう感覚がなんとも言えません!
今回はミステリー小説のおすすめを5つ紹介していきたいと思います。
早速見ていきましょう。
イニシエーション・ラブ/乾くるみ
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
2015年に映画化されて超話題になった作品です。
この作品は「最後から二行目」がかなり重要で、この部分を読んでしまうとすぐに最初に戻って読み直したくなるような感じになります。
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリーと言われているのがわかりますね。
ハサミ男/殊能将之
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。
猟奇殺人犯の小説ですが、残酷なシーンはそこまで多くはないので安心して読んで頂けると思います。
何回も読みたくなるような面白さなんですが、衝撃のラストを見てしまっているのでもう一度忘れて読み直したくなるくらい!
向日葵の咲かない夏/道尾秀介
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
先が気になり、引き込まれるように一気に読みました。最後には急展開が訪れます。
レビューを見て分かる通り良し悪しは分かれるのですが、この何とも言えない感じは読んでみてほしいです!
伏線の回収からの回収が長くに渡って続き、すごく面白かった!
十角館の殺人/綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。
登場人物も各々キャラが立ちがよく、読んでいてかなり分かりやすいのでどんどん読み進めていってしまいます。
最後まで真犯人が誰なのか分からないストーリー展開はすごく鮮やかで、見事に騙されてしまいました。
殺戮にいたる病/我孫子武丸
東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!
多少のグロさは否めないが、単純にできが良くすらすら読めてしまいます。それ故にずっと騙されていることがわからず、最後には気持ちよく騙されていたことに気づきます。
サイコパスの姿を複数の視点で描いていたので、それが覆った時が素晴らしいと思いました。リアリティーがあり迫力があります!
まとめ
大好きなミステリー小説を紹介してきました!
最後のどんでん返しにやられた〜!衝撃のラスト過ぎて唖然!って感覚になるのがたまらなく好きで、注意深く読んでいてもいつもどこかで騙されちゃってます。
紹介したミステリー小説でまだ読んだことの無いものがあったら、是非読んで、騙されまくってください!笑