海外(特にヨーロッパ)では、美しい肌や髪、健やかな爪の維持に欠かせない栄養素として、「ビオチン」がかなり広く知られています。
そんなビオチンの効果効能や摂取方法について、紹介していきたいと思います。
ビオチンとは?
ビオチンはアミノ酸の代謝やコラーゲンを作るために必要なビタミンB群の水溶性の成分で、健康な皮膚や髪の毛を生成する働きがあります。
ビオチンの効果・効能って?
ビオチンは様々な効果を期待できる栄養素です。そんな中でも以下の効果を期待して積極的に摂取している人がほとんどだと思います。
- 美肌効果の期待
- 肌トラブルの改善
- 美髪効果の期待(白髪予防)
- L-システインとの飲み合わせ
それぞれ見ていきましょう。
美肌効果の期待
ビオチンは新陳代謝に関わる成分です。ビオチンを摂取することによって、肌の生まれ変わりの周期が整えば、くすみやニキビなどの肌の悩みを和らげてくれる効果が期待できます。
また、ビオチンはコラーゲンやセラミドの生成を促す働きもしてくれています。
コラーゲンはタンパク質の1種で肌に張りや弾力を与えてくれ、セラミドは肌の細胞を守る働きをして肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。
肌トラブルの改善
ビオチンにはニキビ肌の再生や肌の老廃物を排出する「ターンオーバー」を促す働きがあり、肌の機能を正常にして健康な状態を保ってくれます
アトピー肌の治療に使われることもあるくらい効果があります。
美髪効果の期待(白髪予防)
ビオチンは、髪の材料となるアミノ酸の生成に関わる栄養素。
髪やまつげ、爪の健康効果に欠かせないアミノ酸やコラーゲンの生成を促す働きをしてくれます。
白髪は色素細胞が影響しますが、ビオチンには色素細胞を活性化させる働きがあるので白髪などにもなりにくい。
L-システインとの飲み合わせ
美白を目指してL-システインを摂取している人もいると思います。L-システインはメラニン色素の生成を抑える働きがあるため、美白に近づけるというものです。
実は髪の毛もメラニン色素で黒くなるんですが、L-システインを摂取することによって、髪のメラニン色素の生成まで抑制されてしまう場合があります。
そんな時に色素細胞を活性化させる働きがあるビオチンを同時接種すれば解消されるというわけですね。
L-システインに関しては「【iHerb】L-システインで美肌美白に!ニキビ跡やくすみやシミなどでお悩みの方も必見です。」に記載しています。

ビオチンの摂取方法
ビオチンの摂取量
水溶性ビタミンであり、過剰に摂取しても尿として排出されやすく、過剰摂取による健康被害が報告されていないことから、耐容上限量は設定されていません。
ビオチンの摂取タイミング
ビオチンのサプリは一日のうちどのタイミングでも服用できるサプリメントですが、飲み忘れが少なく吸収率の良い「食後」がおすすめです。
ビオチンは水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、服用してから時間が経ってしまうと吸収される前に尿となって体外に排出されてしまいます。
なので、「一日の目安量を数回に分けて飲む」ことが1番吸収率が良い摂取方法です。
【iHerb】NATROLのビオチン 10,000μg
今回iHerbで購入したNatrol「ビオチン 10,000μg」100錠です。
1粒に10,000μgのビオチンが配合されていてとっても高濃度です。
少し多いのでは?と思われた方もいるとは思いますが、水溶性ビタミンで水に溶けて尿として排出されるため、少し多いほうがちょうどいいのです。
粒の大きさは直径5mmくらいで大変飲みやすく、1日1錠でオッケー。
まとめ
美しい肌や髪、健やかな爪の維持に欠かせない栄養素である「ビオチン」の紹介をしてきました。
L-システインを摂取している人への飲み合わせとしても有名な栄養成分ですよね。
ビオチンを摂取して、もっと美しい肌や髪を目指しましょう!